CASE STUDY

CASE STUDY・金融
営業部門の組織改革に向けた
効率化支援の事例
プロジェクトの背景(お客様企業の抱えていた課題)
  • ・前中期計画段階から営業店業務の効率化、
    営業組織体制の見直しに着手していたが、
    課題の洗い出しや各種取組等の進捗は
    難航しており、道半ばの状態であった
  • ・具体的には、融資事務・渉外営業事務が
    膨れ上がって営業活動量は確保できておらず、
    OJT機会減少となる中、属人的な営業となり
    営業の質も低下していた
  • ・加えて、現中期経営計画を策定するにあたって、
    営業店の課題を網羅的に捉え、
    打ち手を
    策定する必要があった
プロジェクトの
成果
事務効率化時間として、
計約135,500時間/年
を算出
営業組織改革に向けた網羅的な
課題の洗い出しと次フェーズでの
取組を加速させる具体的施策の提案
担当者の声
担当者の声

元々持っていた課題感と指摘された
課題に相違がなく、
取り組まなければ
いけない課題が明確になった

担当者の声

今後、効率化に向けて実施しなければいけない
業務施策が明確になった

成功のカギ
SMBCグループの改革実績に
基づいた視点での効率化施策の策定
  • ・現場の意見を集約することで、実際に現場が抱える課題に対応した施策を策定
  • ・現場を下支えする本部組織の改善策の提案
  • ・後続の取組実施を加速化させる具体的施策の提案
経営層から事務局レベルまでが
危機感を共有し、オーナーシップを持ってプロジェクトに関与
  • ・経営層の強いコミットもあり、事務局と
    バリューC含むチーム全体が同じ方向を
    目指してプロジェクトを推進
プロジェクト実施内容詳細
目 的
  • ・業務の集約化、業務と既存システムの効率的な連携等を含む営業の組織再編に向けた
    事務業務効率化の余地識別の実施
  • ・組織再編と効率化に繋がる網羅的な施策の検討・提案
実施内容
事務業務の余地識別を含む効率化支援
  • ・渉外事務、融資事務業務に関して社員にヒアリングを実施し、現状の課題、効率化対象業務を深堀
  • ・既存システムを円滑に利用することを目的とした
    RPA導入も念頭に、事務業務の改善策を提案し、
    それに基づいた効率化余地を試算
  • ・事務業務の更なる効率化のためのBPR施策の提案
    (事務作業を担当する部門の物理的な近接化等)
営業組織再編に向けた必要要件の見直し
  • ・営業に直接関連する業務だけでなく、インフラや
    営業店を支える本部の体制まで網羅的に確認し、
    必要要件を洗い出し
営業力底上げのための支援
  • ・営業担当者のスキル底上げのため、「営業の型」
    構築に向けた施策の検討と提案
  • ・営業のITインフラ環境を改善するための施策の検討と
    提案(現状のITインフラ評価等)
  • ・営業担当者が等しくデータを利活用するために、
    次フェーズで実施すべき施策を検討、
    提案(データ管理の一元化等)
本部と現場を繋ぐ体制構築に向けた
施策の提案
  • ・営業店が本来のポテンシャルを発揮できるよう、
    それを支える本部の体制強化施策を提案
  • ・SMBCグループで実施した人材育成プログラム等、
    人材教育に資する情報を展開
    (ラーニングサポートやSMBCで実際に行った
    部長クラスへの研修に関する情報等)
サービスの特徴
生産性向上に係る中期計画策定
  • 特徴1
    経験に裏付けられた知見と
    第三者視点により、実行性ある施策を策定
    • ・SMBCグループ内の改革で実証された知見を
      活用
    • ・第三者視点で全社、部門横断の業務を確認、
      社員の意見を集約し、俯瞰して施策を策定
  • 特徴2
    後続の計画実行を加速する仕組みづくり
    • ・目標・方針について経営層と合意形成、
      関係者への浸透をサポート
RPA化を中心とした余地識別
  • 特徴1
    SMBCナレッジを活用した効率的かつ
    スピーディーな余地識別
    • ・SMBCグループ内の改革で確立された
      2,500以上の業務リストを活用した余地識別
  • 特徴2
    取組を全社的に拡大させるための
    知見のご提供
    • ・部門横断でのPJ推進体制構築に関する知見
    • ・RPA化の判断基準を統一・周知するための
      知見
    • ・後々のRPA開発・保守運用段階に進む際に
      到達すべきゴールを明確化するための知見